どうモメンです。
コロナ禍の中みなさま健康にお過ごしでしょうか。
本日は経理・仕事というよりは仕事プライベートを含めたライフハック的な内容として、パワーワードづくりのすすめについて考察します。
パワーワード作りとはいっても仰々しいものではなく、言葉遊びの一種みたいなものとお考え下さい。
仕事や日常の中での暇つぶし、趣味などで、スローガン作りをお勧めします。
自分だけのスローガン・パワーワード作りのすすめ
私はコロナ騒動で自分の生活や生活習慣を見直しているところです。といっても、何かをしているというわけではありません。
というのも、今は全てに疲れています。働くことも、プライベートや自由な時間を楽しむことも、時として簡単ではないということ、あるんですよね。
毎日が楽しくてしかたがないような新たな趣味を見つけたいとかそういうエネルギーも、時としては出てきません。
しかしながら、やるべきことをやらなければとも思うのです。
無理やり自分を鼓舞するためには、世の中に出回っている「フレーズ」を使うよりも、自分のためだけの「フレーズ」「スローガン」「パワーワード」を自ら創造するのがおすすめです。
多くの方はGWを、「今年はゴールデンウィークではなく我慢ウィークだ」といわれて、モヤモヤしなかったでしょうか。
せめて「頑張ろうウィーク」、いや、「頑張ってますウィーク」、もう少しひねって「ゴールまで目前ウィーク」とかにしようよ、とついつい難癖を付けたくなってしまうんです。キャッチフレーズ評論家ではないですが我慢ウィークなんて無粋の極みです。
話がそれてしまいましたが、私は試験勉強や、ここが踏ん張り時という集中の時などは、自分で自分を追い込むために、誰かに押し付けられたフレーズではない、自分だけのスローガンを作ります。
スローガンは、ストイックな挑戦をするシチュエーションでなくても、常に状況に応じていくつか持っておくのがいいと思います。ツイッターやネットで見つけたお気に入りのフレーズをヒントに流用したり、熟語を作ってしまうというのもおすすめです。
以下にそのコツを紹介します。
小林製薬の商品名みたいなやつ 唱えやすさは重要
のどぬーるスプレー
熱さまシート
万人に理解しやすい普遍性が素晴らしいネーミングです。スローガンを作る時、このシンプル性はとても参考にできます。
自律訓練法における「体が重たい」「手足が温かい」「頭がひんやり」みたいな言葉も同様ですが、感覚に訴える言葉を選ぶことは重要な要素なのです。
いぼはポロリ、いぼはぐんにゃり、いぼはひんやり(※いぼ=心のモヤモヤ的なものの直喩)
と唱え続けると本当にいぼがなくなるというようなそういうやつです。
つまり、短く簡潔で、ダイレクトに五感に響く耳に心地いい言葉はスローガンとしても最適ということです。
中でもこの「ひんやり」という言葉は個人的にもすごくお気に入りです。
夏なら、「ひんやり考えよう」「ひんやり過ごそう」「ひんやり寝よう」「ひんやり楽しもう」と何でも「ひんやり」を付ければ心地良くなるという魔法のような言葉です。この種の言葉というのは、強いパワーがあるのです。
冬なら、ありきたりですが「ぽかぽか」や「こたつ」でしょうか。
あくまでも自分にとって心地いいフレーズを考えればいいので、他人の評価や、商用ベースの思考は全く必要ありません。
その上で、耳に心地良い言葉を探すには、響きはかなり重要、というのがポイントです。
それらを踏まえて自分のお気に入りのスローガンに使える言葉の材料を探しましょう。
韻を踏んでも良い
ゾウはでっかいゾウ
できればこれぐらい分かりやすいやつが理想です。
チカンあかん
みたいなやつです。
消えないバッテリー 魂のかぎり
メロディを付けて2節、入れ替える言葉をうまく見つけられれば、自分だけのスローガンになります。
流行りの歌や、韻踏みが上手いアーティストを参考にして歌詞などから拝借するのもいいですね。
Hunter×Hunterの必殺技の名前みたいなのも良い
あれもよく考えられていると思います。作者もきっと楽しんでやっていたのでしょう。
漢字が混じった仰々しい技の名前一つ一つに、英語名みたいなのが必ずセットで付いてますね。一つの技に二つ呼び名があるようにしているみたいですが、英語名の方は発音のしやすさや語感で選んでいるようです。
私も必殺技の名前候補など、ひらめいたらメモに書き留めたりしていていた時期がありました。
取るに足らないひらめきの一つ一つ、生かすも殺すも自分次第。
4文字熟語を作る 不安的中の反対語は?
大相撲で大関横綱昇進の口上を考えるのと似たようなものです。
ただ4文字熟語を作るとなると、そこそこ頭を捻らないと自分が納得のいくものはそうポンポン出てくるわけではないので会心の4文字熟語にたどり着くまでそこそこ時間がかかります。
それに既にある4文字熟語は、字面も意味もゴツいのが多いので、もうすこしくだけた内容のものであまり格好つけすぎないものを、日常に寄り添うスローガンとして作るのがいいと思います。
ちなみに、私は試験勉強をしていた時、ふと不安的中という単語がやけに耳に刺さることに気づきました。
そこで不安的中という言葉について真剣に考えてみたのです。といっても、何か重大な発見をしたということはありません。ただ、不安的中という4文字は思ったより破壊力がある言葉だなと気付いたのです。その語感といい響き文字のバランス、そして何よりその言葉の意味するところの恐ろしさ、、、
どこの誰がわざわざ不安に的中などという文字をくっつけてしまったのか知りませんが厄介な言葉を作ったものです。
試験日目前にして、いらないことばかり考える私も大概ですが、とにかくこの言葉の呪縛から逃れるために、なんとかしなければと反対の意味の4文字熟語を作り出しました。
その4文字熟語とは、ずばり・・・・
・・・すみません、秘密です。さすがに恥ずかしくて披露できません。しかしその言葉を私は壁に貼ったり、繰り返し唱えて、心の平穏を保ち、見事試験に合格できました。言葉のおかげで受かったわけではなく努力の結果だとは思いますが、ちょっとしたお守りみたいなものです。
言葉にパワーを宿らせる
あまのじゃくな人間には、偉い人が言った含蓄ある言葉がなかなかダイレクトに胸に刺さらなかったりしますよね。できれば座右の銘などは他人の言葉を借りずに自分で作りたい派でしょう。
ですが時として私たちは、自製にしろ他製にしろ、心の拠り所となるパワーワードが必要な時があります。
短く簡潔で耳に心地いいフレーズを心にとどめるコツを知っていれば、いつか助けになる時が来るかもしれません。