どうモメンです。
口に出すことははばかられますが、ドケチなので、コンビニスイーツはやはり好きです。
ただどのような世界にも「上には上」がいますから・・・コンビニスイーツがドケチ御用達といってしまうと疑問の声が上がることは十分に承知しております。
問題は、コンビニスイーツが、「今週頑張った自分へのご褒美」にふさわしいのか、「今日頑張った自分へのご褒美」とするのがふさわしいかという問題ですが、これは商品が200円を超えるか超えないかあたりで、無意識に判断しているような気がします。
私にとっては「今週頑張った自分へのご褒美」は200円で事足りるというわけですので非常にドケチらしい金銭感覚
の持ち主であることを実感できます。
しかし、ここであらためて「200円」という金額に着目すると、別の重要な意味があるように思えました。
おそらくこの200円という価値は、普段節約することが苦にならないほど財布のヒモが固い人でも心が痛まない程度に手が届きながらも日常的に「贅沢感」を感じえる最低価格ということでもあるのではないかと。
行動経済学で、「人の意欲を引き出すために、外部から与える刺激」のことをインセンティブ(incentive)といいます。
私にとっては、200円基準ルールでたまにコンビニなどでお菓子を買うことが、限られた予算の中で自分へのご褒美をあげて満足度を高くするためのコスパを最大にするインセンティブだったということでしょう。
キットカットの「毎日の贅沢」シリーズなどはおそらくこのような考えに則って開発された商品ではないでしょうか。
そこで、逆説的に、百貨店で1つ200円前後で買えるスイーツを買うことにしました。
これはめちゃくちゃおいしいマカロンです。
しかも、1つ200円なんです。2つだけ買っても丁寧な紙袋に、かわいい箱、リボンと保冷剤まで入れて貰えます。
このようなかわいいマカロンは食べる時に断面を見るのが楽しく、非常にゆっくり食べられます。
夢のようなひと時でした。昔はマカロンはあまり好きではなかったんですが、ファミマのマカロンにハマって以来、お気に入りのスイーツになりました。
2つ買ってしまったので200円には収まりきらなかったですがそれでも満足でした。
普段のプチ贅沢の頻度を落として百貨店で買うなら、全然ありです。
マカロンだから良かったのかもしれません。ドケチと相性が良いスイーツと言ってしまうのは憚られますが事実そういう側面はあります。
ところで食べ終わったGLAMOURDISEのマカロンの箱がもったいないので、ファミマのマカロンを買ってきて入れておこうと思いましたけど、ファミマのディップマカロンはもう見かけなくなりましたね。残念です。