どうモメンです。
経理職ですが管理部門で働いているため、テレワークなどの話題は、耳にする機会が増えつつあることを実感しています。
管理部門として会社にテレワーク導入の是非などを提起できる立場でもあるのですが、残念ながら全くその段階まで到達してません
テレワークについて正しく理解すればするほど、テレワークをやるかどうかというのは、それにとどまらないより大きなテーマ「働き方改革」が見えてきますよね。
この働き方改革に対しては、私の中では明確なビジョンが見えているのですが、なかなか社風や、風潮としてそれを後押ししてくれるようなバックアップがまだ十分じゃないみたいですね。
テレワーク用のリモートアクセス用機器を売り込みに来られた業者の方に、その話をすると「でもモメンさんはやりたいんでしょう?」と言われ、「だったら社風も変えられますよ~」と見事に煽てられてしまいました。
しかし気軽にお試しというわけにもいかないんです。
今の部署で、あらゆる「お試し」を提案するには、すでに策定されている「キャパオーバー気味のセクション年間計画目標」の項目に臨時でねじ込み、行動計画を作り、費用対効果を算定し、プレゼン資料を作り、関係する社内規定規則を整備し、会社全体のコスト低減の実現に繋がるようにコミットしなければならないのですが、一人でやるわけではなく、まずは部署内で根回しをして部員全員の意思を確認し、結論を纏めて、手始めに幹部会議でプレゼンをして好感触だったら、そこからやっと先に進めるが、結局はほとんど一人でやるしかない、とまぁそんな感じです。中小企業の現実です。
昔はこんなに面倒くさい会社じゃなかったんですが・・・大企業らしいことをやろうとして色々とカオスになってます。
正直、今の状態ではやりたくてもやる暇がありません。
でも、もっと早く導入にこぎつける方法はあります。
それは経営者や幹部に何等かの方法で直接アピールして興味を持ってもらうことです。
経営者に「これやってみないか?」と聞かれれば諸手を上げて「やりましょう」と答えられますから。トップの意思とあれば、部門セクション計画目標にねじ込むことはいとも簡単でしょう。あの手この手でトップからのダウンストリームを発生させるのです。
でも撥ね退けられたらどうにもしようがありません。そうならないことを祈ります。