どうモメンです。
ドケチであることをブログ等では公言しているのですがリアルでは隠しています。
しかし親しいの友人の何人かにはバレています。お金を貯めるタチだということは。実際には、貯めるに飽き足らず・・・ですが。
ところで、友人の中に浪費癖がある人と会話をしていて驚きました。その友人はストレスが溜まると買い物にはけ口が向きやすい傾向はあるのですが、ついに口座のお金が無くなってしまったというのです。
DVDやCD、服を買い込んでしまい、カードのショッピング枠だけで買い物をしてしまったという話でした。
そしてその友人は私に言いました。「理解できないでしょ?」
私は素直に答えました。「うん・・・」と。
その後の会話は、そっちはお金に困ったことがないから分からないよねーという微妙な流れに・・・
こういう時は、「そうだね、そうかもしれないね」とだけ言うのが正解なのかもしれないと最近すごく思います。
その友人はメンタルが不安定で病気をしている部分もあり、なかなか仕事が長続きしないという厄介なタイプです。普通の人のようにフルでは働けないためパートや扶養の範囲内で働くのが精一杯ということですが、それでも収入に見合う生活を強いられることが、人間扱いをされていないみじめさがあって耐えられず、それら不満の吐け口がやはり浪費に向かってしまうとのことでした。
私もニートでお金に困っていたころ、とにかく働いていないことでみじめな思いをしたくなくて、積極的に欲しいものを買ったり、貯金を切り崩してでもお金をよく使っていたので友人の気持ちが本当に分からない訳ではありません。それで貯金が本当にゼロになった時、それでも現実を変えられない何かがあれば、もう心がプッツリ逝ってしまって正常な感覚がなくなるのは、想像すれば分からなくはないです。
翻って、その友人が何にそんなにお金を使っているのかというと、DVDや CD、漫画、スマホ代だというのは私には、やっぱりひっかかってしまします。いまどきCD?DVD?私はほとんど買ったことがありません。Z世代のちょっと上の世代ですが、、、
せめて、アマゾンプライムにするとか、格安スマホにするとか、それぐらいは、やるべきだと思うのですがそれさえ友人に指摘することさえ、なかなか難しいのです。
なぜできないかというと、私が何かアドバイスすると、恵まれた人間が偉そうになんか言ってるという風に見えて、カチンとくるのだそうです・・・
そんな風にどんどん友人を遠ざけて、ますます社会的に孤立していく友人を見ていて、これからどんな苦難が待ち受けているだろうと思うと、気が重くなります。長い付き合いですが本当にお金の話はできなくなってしまいました。しかし、同じ目線でお金の話ができなくなることで縁が切れるほどの友人というわけでもありません。
世間には理解されにくいですがこういう性格(精神面の病気の部分ももあります)の友人なので、人間関係がうまくいかず仕事が長続きしません。実家の支援がなくなった時、最終的に生活保護をもらうとか障害年金を貰って生活するしかないとなっても、むしろそれはいいことだと思えるぐらいなのですが、友人は現実を受け止められそうにありません。
誰もが友人のような立場にかる可能性があるだけに、私は、お金のやりくりは、学校でも教えたほうがいいと思います。
格安スマホへの乗り換え方とか、失業保険はどうやったら貰えるかとか、本当にお金に困ったらどの行政サービスに相談するか、食べ物に困ったらどうするか。
スマホの充電ケーブルは100均で買えとか、スーツは青山とかで買わなくてもユニクロでもいいとか、ヘアサロンも安いところをネットで調べたらいいとか。
そしてさまざま事情で働けなくなったらどんなふうに生活する選択肢があるのかも、やっぱりきちんと教えておくべきです。大人になってからだと、人の話なんて、聞くべき時にさえ聞けなくなってしまうものです。。。