どうモメンです。
このぐらいの時期になると税の作文というやつが目に入りますね。
「税のしるべ」などの業界新聞に目を通しておりますととくに。
その昔になりますが私モメンもかつて中学生だった頃に・・・ええ、書きましたよ。
そして、賞を貰いました。(賞の中でも良い方のやつを・・)
悩んでいる全国の中学生たちに向けて、自分の経験をもとに、また経理職をしている身としても何かネタ探しなどでアドバイスできる記事を書きたいと前から思っていたので今回投稿します。
身近な実体験でなくてもいい
まず、税金が使われている身近なものに着目して・・・というところから書き出す人が多いかと思いますが、別に自分の身の回りのことじゃなくてもいいんです。
あわよくば自分が知らない国や惑星のことを勝手に想像して書いたっていいぐらいです。
「もしこんな国があったら、どうなるだろう、想像してみた」系の思考実験作文でも、全然アリです。
自分とは全く関係ない話題だけで、突っ走るのも全然OKなんです。
たとえばですが、「ムーミンが好き」のようなとっかかりでも良いということです。「ムーミンが好きで、北欧がいいなと思って~」あたりで無理なく話を膨らませられます。
小論文や起承転結でなくてもいい
いわゆる小論文の書き方は高校生で習います。中学生の書く作文で文章の構造や、論理的な構文になっているかどうかなどは、そこまで厳密に審査されません。もちろん、大臣賞とかのレベルになってくると、審査対象になるのかもしれませんが、あまり完璧感を出しすぎると、大人が手伝ってる疑惑とかもありますから。
絵の場合もそうらしいのですが、テクニックとしての作文の書き方を教わっている、または知っている生徒の書く作文というのは教育者側から見ると分かるようになっているようで、そういう生徒の作品は受賞しないようにうまくはじかれるらしいのです。
ですので小学生中学生は、とにかく結論が見えてなくてもいい作文形式で、思いつきで書き始めても、構わないのです。
あまり税制度・国・政府を礼賛(らいさん)しすぎない
これをやると、嘘くさくなります。
どうしても、「書かされ感」が出てしまうんです。
おそらく審査する側の立場を想像した場合、この税制度礼賛系作文は、一定の割合では入賞するかと思いますが、入賞作こういうものばかりにならないよう、必ずバランスを取る必要が出てきます。
やはり大人から見ても、子供に無理やり書かせた美辞麗句だらけの作文ばかりひたすら見せられると、なんだか恐縮して悪い気持ちになってしまうのです。
ですので、国家礼賛系作文にならないよう注意しましょう。戦時中ではありませんから笑
暗い内容でもいいが希望が持てるように持っていくこと
やはり希望で終わる内容を大人は好みます。たとえそれが、真実ではなかっとしても・・・。
大人の世界では、この「希望で終わる」ストーリーが、ときに真実よりも、重要だったりするわけです。
人間は読み物を読む時は、読んでいて気持ち良くさせてほしいと期待する部分があるのでしょうね。「読み物」の宿命でもあります。
しかし、ここでの希望も嘘くさく書きすぎないように注意が必要かもしれません。非常にバランスが難しいところですが、「少なくとも私はこう思った」ぐらいの控え目な書き方などで終えても全然収まりは良いと思います。あなたがそう思えだけでも世の中きっと良くなる!と読み手の大人は気持ちよくなるものです笑
最後のとっておきアドバイス
楽しく書くのが一番です。
「これなら楽しく書ける!」という題材を、とにかく探すことです。この楽しさ度合は、読み手には伝わります。
これがうまく書ければ、入賞した時に、「苦しみながら書いた国家礼賛系」よりも良い賞を取れること間違いなしです。