どうモメンです。
昨日テレビで、「訪日外国人が選ぶ2018年ジャパンフードランキングベスト40」というのをたまたま見ていたら面白かったのでつい最後まで見てしまいました。
さすがに3時間は長すぎでしたが、上位のランキングは予想通りの結果でしたね。1位は寿司かなとも思いましたが今はラーメンが1位になったようですね。
ところで寿司とラーメンは、似て非なるようで実は同じ種類の料理なんですよ。
両方とも「プラットフォーム料理」であるということです。料理の「一つのジャンル」と言えばその通りなのですが、それだけじゃない「商業的に成功できるプラットフォームとして完成された料理」ということです。
この定義にのっとって言えば、お好み焼き、もんじゃ焼きも同じ種類に分類できるかと思います。あれも正しくプラットフォーム料理ですね。
プラットフォームフードの特徴として、「ベジタリアン」や、「ビーガン」、またイスラム教の「ハラル認証」にも、プラットフォームとしての奥深さ多様さを大きく損ねることなく対応可能というのが一つの強みではないかと思います。
このようなプラットフォームとしての優れた特徴を持っている料理が日本食には多かったことが、ここまで海外で好まれるようになった理由の一つであるとも考えられるということです。
考え方を変えれば「プラットフォーム」というコンテンツがいかに可能性を秘めているかということは、外食産業においても着目すべき点かもしれません。
寿司はともかくラーメンを食べることは道楽として日本人の中でもそこそこ深く定着していますからね。
ちなみに年齢を重ねてもラーメン食べ歩きを趣味としていくには、まず健康でいなければならないという厳しいハードルが課せらますので、その道のきわめて達人レベルになれるのは、一握りの限られた人たちだけですね。それに、たくさんのラーメンを食べるためには、お気に入りのラーメンを食べる回数をセーブしなければなりませんから、たくさん食べたラーメンの中でどれが良かったのか覚えていく必要があり、かなりの記憶力が必要な趣味かと思われます。
日本在住の外国人の間では、日本の生活に早く馴染んでホームシックを和らげるためのハウツーとしてラーメンを食べに行く趣味を持つ手法がわりと定着しているらしく、外国人のスポーツ選手なんかもその流れでラーメン好きな人が多いようですね。
私はご当地ラーメンとしては和歌山ラーメンが一番好きです。