どうモメンです。
本日はヤマザキの「ノアール」について。
ナビスコがもともと日本の会社じゃないことを知っていた人は、あの話題があるまでは、わりと少数派だったような気がします。私は知ってたんですが。あとカップスープのクノールなんかも、日本のブランドではないと聞いたら驚く人いると思います。
中国産になってからオレオは別物になってしまって、ここまで味が変わってしまうものなのかと思いました。
しかし、ヤマザキのノアールという商品が登場して、買ってみたところ、かつてのオレオと味がそっくりだったんですよ。
以前のヤマザキナビスコのオレオとここが違う、食感が違う、味が違う、と繊細な味の違いが分かる人には分かるみたいなんですが、私にはほとんど同じに感じました(中国産のは明らかに味が違うのは分かりましたが)
あまりにも似すぎているんですが、この「似すぎている」点は、オレオの販売ライセンスを持っているモンデリーズ社的にOKなのか?ちょっと疑問なんですよね。
というのも、「オレオ風ビスケット」自体が、ありそうなのに今まであまり見かけなかった気がするんです。あったとしても、ダイソーなどで売られている怪しいマイナーな国で生産された「パチもん」製品ぐらいです。オレオの規模の人気商品で独占的かつ排他的な販売ライセンスを持っている世界的企業が、オレオの類似品を野放しにするとは思えません。
ヤマザキのオレオがなくなって、味が劣化した別物オレオが売り出され、しばらくたってから、よく分からないタイミングで「ヤマザキ」によるオレオそっくりなココアビスケット「ノアール」の投入です。
かつて「ヤマザキナビスコのオレオ」が好きで買っていた消費者は、みんな新オレオを買わずにノアールを買うでしょう。
ナビスコブランドのライセンスを持っているモンデリーズ(食品・飲料で世界3位の超多国籍企業)が、「タダで」そのような状況を黙認しているとは思えないんですよ。
私モメンの予想としては、ヤマザキはモンデリーズに対して、何らかの「ロイヤルティ」や「コミッション」のようなものを、支払っている気がしますね。逆にいうと、モンデリーズはそれら報酬を受け取っているから、ヤマザキの「ノアール」販売を黙認している、と。そう考えると色々と合点がいくんです。
まぁ、真相がどうなのかは分かりません。