どうモメンです。
本日は経理の仕事スタイルについて。
会社とくに製造業には様々な職種の人が会社の中にいますね。工場の作業員、検査員、物流、生産管理、品質管理、工場管理、また本社においては営業、技術開発、購買、総務、経理、人事、法務など。
私の会社は中小規模の会社であるため、他の中小規模の会社もそうだと思いますが、大企業なら細かく分かれてそうなバックオフィス部門が一つになったような部門の中で主に経理として働いています。
入社してしばらくは営業部でしたが、1日落ち着いてパソコンの前に座って仕事していられる時間が、あまりありませんでした。外勤の営業職ではなかったものの、製造業であるため、工場との納期調整や連絡事項の伝達に追われる作業の連続で、どこか退屈に感じながらも「適度に体が動かせるから、これはこれで良いか」という具合に思っていました。そこそこ疲労感があり、忙しい時などは「忙しさ」を実感して1日を終えるのが普通でした。
いつ頃からでしょう、経理に来てから不思議と「忙しい」と思うことがほぼ無くなってしまいました・・・。
仕事の「忙しい」というのがどういう感覚だったか思い出せないぐらいなのです。
それぐらい経理は暇なのです。しかもヒマな時間にエクセルの技術などを磨いていたりすると、さらに暇は加速していきます。
一般的なパソコン作業でできる業務については、ほとんど時間をかけることなくできるようになりました。
経理は、どの情報にしても生データ(紙ではなくエクセルなどのデータ)が手に入りやすいので、揃っているデータをちょっと加工してさくっとできるような仕事が非常に多いのです。
パソコン作業が増えると肩のこりと、足のむくみが酷くなります。気を付けてストレッチをしたり、適宜体を動かさないと、本当に冷え性が悪化します。
しかし営業や工場で働いていたら、データ加工で完結する仕事なんてありません。人間と人間のメールや電話、顔と顔を突き合わせた商談のやりとり、またモノからモノへののやり取りを経て完結する仕事となると、パソコンの前に座っているだけでは完結しない部分により多くの比重がかかっている仕事もあります。そういうものこそロボットやAIには代替困難ですから付加価値が高いとも言えます。
いろんな多様性がある製造業の会社の中で、仕事のスタイルはみな一様にこういう風にするべきと、誰か一人が決めるのは半ば強引であると言えます。自分のスタイルが正しいと胸を張れる自信はありません。
ですが私はあえて言いたい、全ての職種の人間は、「仕事中の半分は暇」な状態を目指すべきであると!
なぜかというと暇な時間に、残り半分の仕事をしている時間をさらに暇にする方法はないかと模索するようになるからです!
人間の楽になりたい欲求をナメてはいけません。
この「楽がしたい」思いこそが、今の日本の会社では、多くの課題を一つの方向に導くブレークスルーに繋がる可能性を秘めています。それこそが働き方改革なのですよ!
私思うんですが働き方改革という考え方そのものは、これまでにないパワーがあると思います。私の解釈が正しければ・・・短期間に今後世の中が大きく変わる可能性を秘めています。ひねくれたモメンでさえもろ手をあげて賛成していますから!
そこで最初に戻って「経理は仕事でずっとパソコンの前に座っているべきか?」という疑問については、ある程度は賛成という意見ですね。経理として楽になりながらスキルアップするためには、ある程度の集中していることが必要だと思います。しかし単にお尻が重くて座っていたいだけなのだと思われないように気を付けなければいけません。あくまで集中するためにそうしなければならないと周囲に理解してもらえる環境を作るところからです。
そのため経理の人はメタボには要注意です。主に身だしなみと体形については、常に営業マンを見習うべきと思います。