どうモメンです。
コロナ禍でも楽しいことはないかと、色々とチャレンジの毎日です。
最近はメルカリに再び精を出しております。
以前も一時期はよく利用しました。売る方も買う方も。今は売りポジションが優勢です。というのも、仕入れ販売でサヤ取りいわゆる「せどり」を、チマチマとやっているからです。
ただ私の場合がっつり副業して稼ぎたい的なスタンスでやっているわけでもないのです。なぜメルカリをやっているかというと、ズバリ、「売れたら嬉しいから」です。
モヤモヤな1日も、メルカリ売れれば気分はチャラに
これは多くの人にとっては容易に想像できることかと思います。
それでどしどし売っていこう!と決意するんですが、周りを見渡しても売れるものがだんだん無くなっていってしまうのです。
なんとなく、いくつか売ると「売れるもの」と「売れないもの」が分かってきてしまいますよね。その上で部屋を見渡しても売れるものがないな、と分かります。
メルカリでたとえ1円でも本当の利益を出すのは難しい
フライングタイガーで300円で買ったヘンテコな雑貨が、300円で売れた時「うおっ」と思いました。
でも、当然そこで利益は出てません。送料と手数料がここから引かれるので。(300円で買って、ある程度自分で使って、その後中古で売れたならトントンみたいなものじゃないかという考えもあるかもしれませんが・・・)
かといって、送料と手数料オンして450円で売ると、これが全く、売れなかったりするのもあるあるですよね。
100均で買ったものが300円で売れた時、目覚めた
これが私にとっては初めてメルカリで純利益を稼ぎ出した商品1号となりました。
まさか売れると思わなかったんです。ちゃんとコメント欄にも100均で買いましたと素直に書いておりましたので、ご理解の上ご購入いただけました。
そしてこの時、気持ち的にもとても嬉しかったのです。たとえ100円に満たない利益としても、利益を出せたというのに感動です。
封筒に宛て名を書く手間やら、モノを買う手間や、時給に換算したらなどは考慮しておりません。
(詳しく説明すると、管理会計上の特殊原価概念でいうところの埋没原価なので考慮する必要がないのです)
300円で5個入りみたいな商品を海外から買って売るように
100均で味を占めたというわけではないのですが、海外通販にも手を出してしまい、安くて面白そうなものをよく買うようになったんです。
そこで、送料込みで200~300円で5個入りの商品なんかを買って、1個は自分用に、残り4個はメルカリにと出品したら、見事に全部売れました。
ただし300円で(笑)
とはいえここから利益も150円近く取れたのは大したものだと我ながら思いました。ある意味300円より安く売れない制約があったからこそ成り立つ驚異的な利幅です。
欲を出して800円とか900円のものを売り出すと、うまくいかない
経理職なので、「損益分岐点(CVP)」分析とかを、ついついやっちゃうんです。簿記2級でもCVPの問題は大好きです。
メルカリは分かりやすい変動費(販売手数料)と固定費(送料、仕入原価)があるので、まず「いくらの利益を残したいか」から最初に考えて、値付けしていきます。
計算方法は次の通りです
①「出したい利益(マックス・ミニマム)」+「仕入れ原価」+「送料」
②↑の合計÷0.9
これで売値が算出できます。0.9はメルカリの販売手数料10%の逆数です。逆数で割り戻せば、販売価格(=1)が分かるというしくみです。
出したい利益のマックスとミニマムの場合の販売価格を両方算出しておいて、そのレンジの間で、「怒涛の値下げ駆け引き」を繰り広げるのがよろしいかと!
ここで面白い裏技が一つ、、メルカリは出品したものがなかなか売れなかった時、どんどん画像が検索で下の方にいってしまって誰も閲覧してくれなくなりますよね。そこで一気に10%値引きしたらメルカリが検索順位上位に表示してくれる仕様があるのです。
私はこれを「ブースト」と呼んでいるのですが、このブーストをあらかじめ織り込んだ上で、10%高い販売価格を最初に設定するのがいいと思います。
私は300円商品で味を占めて、、800円、900円で売れるものは300円ぐらい利益を出せたらと思ってやってみたんですが、かなり苦戦しました。
980円で売り出したものが苦し紛れで790円で売れて、280円ぐらいは利益が残りました。
ついつい、利益を出すことに執着してしまうところは、経理職ゆえなのかなぁと思いました。
そもそも多くの人は利益出したくてメルカリをやっていないだろうとは思いますが
近江商人の心得
メルカリで利益を出すのは通常難しいことです。この困難なミッションをなんとか達成しながらも、
「より安く仕入れて安く売って、買った人が満足してくれて、ちょっとした利益が出た日はちょっと幸せ、またそのお金で何か買って世の中の経済に貢献できて幸せ」
と思いを持つようになりました。
あれ、これってまるで近江商人がいうところの「三方良し」ってやつじゃん!と偉大な発見し、めでたく一日を終えたのでした。