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こども食堂の運営費もGDPに集計していいのかも

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どうモメンです。

最近政府がGDPの集計方法を変えるというようなニュースを見ました。

どう変えるか気になるところです。おそらく人的資本領域の価値創出をGDP成長につなげる指標で世の中を豊かにしていこうという、おおよその意図が背景にあるところです。

そこで「こども食堂」のニュースを見るたびに素晴らしい取り組みだと思っていたのですが、ふとこれらセーフティーネットの充実化こそが経済成長や国の豊かさを表す指標につながるものなのかもしれないという、アイデアが浮かびました。

具体的にいうと、「こども食堂」の充実化で、貧困層の子供たちも、普通の子どもたちと同じように生活の心配をせずに勉強や社会活動ができる環境が整うことによって彼らが将来、労働者として納税者となった時に、GDPに貢献できる価値および税収の増加が社会にもたらす価値を、何等かの形でGDPに集計して「経済的価値」の中に組み込む方法も、なくはないのではないか、とひらめきました。

(格差肯定派の人は、弱者保護より金持ちをより優遇した方が世の中全体が豊かになるという仮説を好むので反対でしょうが、アメリカのように病気が自己責任で盲腸手術したら300万請求来る社会の現実は日本人から見ると厳しいものがあります)

今のGDPは、「野菜を作って自分で収穫して食べた」場合に、生産性はゼロとカウントされるのです。

このためモンゴルの遊牧民など、自給自足で生活している国などは統計上のGDPの水準がめちゃくちゃ低く出ます。こども食堂も非営利団体が運営しているので当然GDP統計には反映されません。

しかし、誰もが安心してご飯を食べられる世の中の価値は、非常に大きなもので、やろうと思えばそれらを「金銭的価値」に換算して、指標に組み込んでいってもいいのではないかと思います。

別に、お金に換算しなくてもいいものをなぜ換算しないといけないか

今の世の中では、人々は「お金にならないもの」に価値を見出そうとしませんから。

youtubeで、こども食堂のニュースなどに、運営者に心無いコメントをする人たちもいます。根底にあるのは、おそらくは拝金主義のようなもので、イーロンマスクやジョブズは崇拝しても、1円の利益にもならないことをやっている人間のことを見下す傾向があるように思われます。

ですが、子供食堂の運営が日本の経済成長に貢献しているとなれば、その見方も変わるでしょう。

私はこども食堂は、将来的には「大人、子供に関わらず、すべての日本国民」が、1日最低1食はタダで食堂でご飯が食べられるようになる社会になると予想しております。

国民皆保険ならぬ国民配給時代の到来です。

ただその社会を実現するためには、それが非常に「価値がある」ことだと人々が認識する必要があります。

価値があるというのは、人々の心のありようの中での価値ではなく、人々が認識するためにある程度は分かりやすい金銭的な価値でなければならないと思います。

本当の価値に貢献する人には、国がお金を交付するべきです。

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