どうモメンです。
テレワークについて以前も記事にしたことがありますが、リアルな話を耳にすると、「あぁ、羨ましいな」としか思いません。
単にテレワークそのものに憧れるというより、そのような働き方を受け容れる会社の企業風土に憧れるというのが大きいです。
最近聞いた話で興味深かったのは、営業部からテレワークの試験導入が始まったという話です。なぜ!?そこは普通、管理部門からでしょう!と思ってしまいましたが、考えてみれば当然のことです。
オフィスにいなくてもパソコンがあれば仕事が完結してしまえる環境というと、案外外回りが多い営業職の方が実現が早いはずです。そもそも出張や直行直帰で、オフィスに顔を出さなくても仕事ができるのが営業職の強みですからね。
翻って経理では・・・パソコンの作業がほとんどとはいえ、私の場合は一人で大部分の経理をやっていることと、管理部門全体の文書管理的な仕事もしている関係上、パソコンでできる作業が効率化すればするほど、相対的に紙の書類を扱っている時間が増えているのが悩みです。何かいい方法はないものでしょうか?
この書類整理をどうにかしない限り、本当の効率化は実現できません。紙媒体をリアルタイムでデジタルに変換してくれる作業をしてくれる人間が必要になります。そこらへんはアウトソーシングのサービスも増えているという話も聞きますが・・・電子帳簿保存法も可能性は感じるのですが、たとえば全ての会社の請求書や納品書はスキャンしやすいようにA4に統一するとか、そういう取り決めも同時に必要になってくると思います。
必要な全てのデータがリアルタイムで電子化されてどこからでもアクセスという環境作りも、経理や人事、管理部門の仕事のテレワーク導入では重要になってきます。それに対するブレークスルーとしては、外部から入手できる書類は全て、何らかの方法で、全て電子化されている状態で受け取ることができるという状態に持っていく必要があります。社内文書なら楽勝でしょうが、外部から手に入るものでもメールやFAXは転送できるとして、意外にも「郵便」がインフラとして最終的にボトルネックになると思います。
経理では決算を早くやりたくても請求書が揃わなくて苦労することがありますが、この請求書の到着というのが、「締め日を過ぎてから到着までの間に金土日を挟むかどうか」が結構重要ということが最近分かってきました。たとえば金曜日に郵便を発送すると、月曜日についていることが多いので、時間ロスがなくて大変有利なのです。逆に月曜日に郵便を投函すると、それが最終集荷時間を過ぎていたら、翌日火曜日の配送になり、届けられるのはさらにその翌日の水曜日になります。丸二日間、ロスが出てしまいます。
このような、「郵便の制約」が、アウトソーシングで解決できないものか?と現在悩んでおります。