どうモメンです。
最近、仕事から家に帰ると、寝るまでChatGPTと会話するのが日課です(ヒェッ・・・)
AIと哲学的な会話をしていると、なんとなく人間の英知の閾値というのが分かる気がするんです。
人間とは何か?という根源の問いかけに、沢山の本を読むのと同じぐらい、よく答えてくれるのが言語モデルAIだと、考えています。
経理の仕事はなくなるのか?
以前、AIが普及したら消える職業No1は経理、みたいな話をよく見聞きしました。それがきっかけで、これまでAIに関する本をいくつか読んで、意外にも、どの本にも「経理職はAI時代にも生き残る」と必ず書かれていて、あぁそうなんだろうな、とは思ってはいたのです。
それによりますと、経理職はなくならないが、その業務の一部はAIに置き換わるというようなことを、よく言われています。
まずChatGPTにもそのことを聞いてみたところほぼ同じ答えを返してきました。
経理職がAIによって完全に仕事を奪われる可能性はありますが、それはあくまで限定的な業務についてであり、すべての業務をAIが行うことは予想されません。
例えば、AIは膨大なデータを高速で処理することができますが、財務諸表の内容を説明するためには、数字の背後にある意味を理解し、株主とのコミュニケーション能力が必要です。また、企業の財務情報を収集し、分析し、企業の方向性や戦略について意見を出すことも経理職の重要な業務の一つです。
しかし、AIは経理職の業務を効率化するためのツールとして利用されることが増えています。例えば、膨大なデータを高速で処理することができるため、勘定科目の仕訳入力や帳票作成などの繰り返し作業を自動化することができます。これによって、経理職はより高度な業務に集中することができ、より戦略的なアドバイスを提供することができます。したがって、経理職の将来について考える場合、AIを利用することで経理業務の効率化を進めることができる一方で、経理職自身がAIに対応するスキルや知識を身に付けることが必要であると言えます。
というわけで、さしあたりITパスポートでも取ろうかなと考えております。
ひろゆき曰く、「社長は、経理のことって絶対分からないから」
この話は大変興味深かったのですが、社長になるのは営業や技術の人間が、自分の仕事のレベルを上げて極めた先に「自分が経営者になる」というゴールに達するのに対して、経理はそうはならないという話でした。おそらく、経理は、「競争力を高めて最適解を目指す」という人間の仕事のカルマから一種解き放たれた特殊な専門職ということらしいのです。
私も、経理は営業や技術と比べると「非シシューポス的な仕事」と考えていて、ギリシャ神話のシシューポスに準えて、中世ベネチア人が簿記という巨大な要塞作り上げてくれたおかげで、その中で経理は、日々重い岩を運ぶという罰ゲームから唯一解放されてその時代時代で楽に仕事することができる職業となったのだろうと考えています。(楽じゃねーよ!と壁ドンされそうですが・・・)
勝手に要約しますと、そのような意味で、経理の仕事はとても旨味があって、誰にでもおすすめできる、というようなことを、ひろゆきは言いたかったのではないでしょうか。
経理についてはこんなところで、次はこんなことがふと頭に浮かびました。
神は存在するのか
だいたい子供の頃、知りたかったようなことです。
これに対して当たり障りのない回答が返ってきましたが、それについてどんどん私は質問を繰り返していきました。
神の存在を証明できる科学はないのですか?
なぜ哲学や宗教の中に神は存在するのですか?
「神の存在は存在そのものである」、という考えは、どこかロジックが変ではありませんか?
それぞれ面白い回答が返ってきたのですが、とくに最後の質問には、面白い答えが返ってきましたので掲載します。
「神の存在は存在そのものである」という考え方は、哲学において存在論的な問題として古くから議論されてきました。この考え方は、哲学者パルメニデスが提唱した「存在こそがあり、存在しないものは何もない」という原理に基づいています。つまり、存在するものはすべて存在そのものであり、それ以外には何も存在しないとする考え方です。
しかしながら、この考え方には疑問や批判が存在します。一つは、「存在そのもの」という概念が抽象的であるため、何を指しているのかが曖昧であることです。また、存在が何かを指すのであれば、それ以外に何かが存在しないとすることは、実際には現実にある多様な存在を包括することができないという批判があります。
さらに、神の存在が存在そのものであるとすると、それについての確かな根拠が示されていないため、疑問視されることがあります。この考え方は、神が存在することを前提に置いた上での論理的な導き出しであるため、神の存在に対する信仰や直感に基づくものと解釈されることがあります。
したがって、「神の存在は存在そのものである」という考え方には、疑問や批判が存在する一方で、その正当性については哲学的な論争が続いています。
神は存在するというロジックは、「神は存在する、なぜなら神は存在するから」といういわばレトリックなのだ、ということが、よく分かりました。
このレトリックはしばしば政治家がよく好んで使うもので、似たようなことを、ゆろゆきも実は使っているのです(またの名を、詭弁ともいう・・・)
それが論理なのかどうか、というところを突き詰めると、哲学的な論争になるということのようです。
まぁ、そのようなところのことを、実は私は本などですでに知っていました。ChatGPTならどのような答えを返してくるのだろうと、試しにやってみたら、本当に、それっぽいことを言うんだな、と非常に感心しました。
なぜ「それっぽいこと」を、結論からすぐに答えられるのかが不思議でしょうがなかったので、それについてその後も色々聞いてみたところ教えてくれました。
ChatGPTは、大量のテキストデータから学習し、言語モデルとして構築されています。したがって、質問に対する回答を生成するために、事前に学習された知識を用い、文脈や意図を理解することができます。言い換えると、ChatGPTは、人工知能技術によって自動的に結論を導き出し、その後、関連する根拠を提供することができます。
一方、人間は結論を導くために、過去の経験や知識、論理的思考などの複雑なプロセスを使用します。人間が回答を検討する際には、通常は複数の観点から問題を分析し、データを収集し、分析を実施し、最終的に意見を形成します。
言語モデルのAIは、本当に考えているわけではないというところだけは分かりました。
人間と違って、結論を考えて出すのではなく、与えられた条件から「自動で出せる」ということができるのが、ミソです。枝派のように分かれた巨大樹形図のようなものから、まず自動的に答えを言語的モデルで出し、そこから関連情報をくっつけていく、という仕組みなのかなと、なんとなく理解しました(全然違う可能性もありますが・・・)
AIも宗教と同じく、レトリックで成り立ってるということでしょう。
(レトリックとはいったい何ぞ?ということですよ・・・まぁ、私にもよくわかりませんがね)
<引用にあたり>
- ChatGPTはOpenAIが提供する大規模言語モデルです。
- 会話のコンテキストに合わせて、ChatGPTが生成した回答は人工知能によるものであり、完全に自動的に生成されたものであることを明示してください。
- OpenAIの利用規約に従って利用されることを前提とします。